車のタイヤがパンクしたらどうすればいいの?正しい対処法と注意点を紹介
万が一車のタイヤがパンクしてしまったとしたら、あなたはどう対処しますか?
正しい対処法を理解しておかないと、事故の危険性を高めるだけではなく、長時間その場で立ち往生する羽目になってしまうのです。
そこでこの記事では、車のタイヤがパンクしてしまった時の正しい対処法と、注意点について詳しく解説していきます。
・車のタイヤがパンクする原因は?
まずは、車のタイヤがパンクする原因について、詳しく見ていきましょう。
・・異物が刺さる
道路に落ちている釘や鋭利な枝などを踏んでしまうと、タイヤに穴が開いてしまい、パンクに繋がります。
運転席からは道路に落ちている小さな異物を発見できないケースも多いため、どれだけ気を付けていてもパンクの可能性を0にすることはできません。
・・ゴムの劣化
タイヤのゴムが劣化していると、ちょっとした衝撃でタイヤが破裂してしまいます。
タイヤの寿命は4年から5年と言われていますが、タイヤがひび割れている場合はゴムの劣化が進んでいる状態ですので、すぐにタイヤを新しいものに交換しましょう。
・タイヤがパンクしたときの正しい対処法
では早速、タイヤがパンクしてしまった時の正しい対処法について詳しく見ていきましょう。
・・安全な場所に車を移動させる
車のタイヤがパンクしてしまった時は、真っ先に車を安全な場所まで移動させてください。
道路の真ん中でハザードを焚いて、タイヤの様子を見るというのはかなりの危険が伴いますので、絶対にやめましょう。
・・スペアタイヤに交換する
スペアタイヤを積んでいるのであれば、すぐにタイヤ交換を行いましょう。
自分でタイヤ交換ができれば、すぐに走り出すことができます。
また、修理キットがあれば、パンクしたタイヤに空気を送り込み、一時的に使える状態に戻すことも可能です。
修理キットは車の側面あるいは底面に備え付けられていることが多いため、事前に確認しておきましょう。
・・ガソリンスタンドに修理依頼
歩いていける距離にガソリンスタンドがある場合は、修理依頼をしてみましょう。
親切な店員やお店であれば、対応してくれる場合があります。
ただし、スタンドからパンク地点まで距離がある場合や、お店が込んでいる時間帯は、
「ここまで持ってきていただかないと対応できません」
と言われてしまうこともありますので注意しましょう。
・・ロードサービスに連絡
スペアタイヤがない場合や、スタンドが近くにない場合などは、ロードサービスに連絡を入れましょう。
ロードサービスに連絡を入れることで、現場まで駆けつけてくれて修理やタイヤ交換などを行ってくれます。
知識とスキルのあるプロが対応してくれますので、この方法が最も安全で確実と言えるでしょう。
弊社カーレスキュー24にご連絡をいただければ、現場から最も近い車両が現地に急行し、すぐに応急処置を行いますので、お困りの際はすぐにお電話ください。
・車のタイヤがパンクしたときにやってはいけないこと
最後に、車のタイヤがパンクした時に絶対にやってはいけないことを2つだけ紹介していきます。
・・そのまま走り続ける
車のタイヤがパンクした場合は、すぐに車を停車させてください。
中には、
「まだなんと走れる」
「自宅までは持つだろう」
と、そのまま走行させてしまう人がいるのですが、これは非常に危険です。
タイヤがパンクしているにもかかわらず、そのまま走行してしまうと空気がどんどん減っていき、まっすぐ走行することができなくなります。
また、ホイールにも過度な負担がかかってしまうこともあります。
そうなってしまうと、タイヤだけではなくホイールも変えなければならなくなり、修理代が高額になってしまうことがあるのです。
・・タイヤに刺さった異物を抜く
タイヤに刺さった異物を抜くのもNGです。
これをやってしまうと、穴が広がってしまい、より多くの空気が抜けてしまうことになるのです。
また、穴が広がってしまうと修理キットで対応することができなくなってしまう可能性もありますので注意しましょう。
・・路肩でタイヤ交換
タイヤがパンクしてしまった場合は、安全な場所まで車を移動させる必要があります。
「安全な場所」
と聞いて、路肩をイメージする人もいると思いますが、路肩は決して安全な場所ではありません。
タイヤ交換や修理の技術がある場合でも、安全な場所に車を移動させることができないのであれば、ロードサービスに依頼をしましょう。
・まとめ
車のタイヤがパンクしてしまうと、安全に走行することができなくなってしまいます。
万が一タイヤがパンクしてしまった際は、安全な場所まで車を移動させて、
・スペアタイヤへの交換
・パンク箇所の修理
などの応急処置を行ってください。
自分で行える場合は問題ありませんが、
・技術や知識がない
・道具がない
・安全な場所まで車を移動できない
このような場合は、自分の身を守るためにもロードサービスに連絡しましょう。