走行中にガス欠が起きたらどうすればいい?正しい対処法とガス欠のリスク
燃料がなくなってもしばらくの間は車を動かすことができますが、限界を迎えると完全に車が動かなくなります。
急なガス欠に頭が追い付かず、パニック状態になってしまう人も多いです。
そうなってしまうと、事故の危険性をより一層高めてしまいますので、この記事でガス欠になってしまった時の正しい対処法やリスクについて詳しく見ていきましょう。
・走行中にガス欠が起きたらどうする?
では早速、走行中にガス欠が起こった場合の対処法をいくつか紹介していきます。
・・携行缶を借りる
歩いて行ける距離にスタンドがある場合は、徒歩でスタンドまで行き、携行缶を借りて燃料を買って来ましょう。
スタンドが目と鼻の先にあり、乗車人数が多い場合は、一人がハンドルを持って他の人が車を押してスタンドまで運ぶという方法もあります。
ただ、通行量が多い道路や道幅が狭い道路の場合は、危険が伴いますのでやめておきましょう。
・・ロードサービスを使う
「できるだけ早くトラブルを解消したい」
と思っているのであれば、ロードサービスに依頼をしましょう。
ロードサービスに連絡することで、一定の燃料を持って現場まで急行してくれるため、安全かつ迅速にトラブルを解消できるのです。
カーレスキュー24は、夜間でも出動可能ですし、現場から近いスタッフが最短10分で駆け付けますので、ガス欠でお困りの際は是非ご連絡ください。
・走行中のガス欠にはリスクがある?
走行中にガス欠が起こると、車を動かせない状態になります。
ただ、走行中のガス欠にはこれ以外にもたくさんのリスクがあるのです。
・・交通違反になる
高速道路でのガス欠は交通違反です。
違反点数2点と9,000円の罰金(普通車の場合)が課せられますので注意しなければなりません。
「それだけで違反切符を切られるの?!」
と思った人がいるかもしれませんが、高速でガス欠になると、当事者だけではなく他の車両も危険にさらすことになるため、厳しいルールが定められているのです。
・・ガス欠は故障の原因になる
「ガス欠は燃料を入れれば治る」
と考えている人もいるでしょう。
確かに、燃料を入れることで問題なく車が動き出す可能性が高いのですが、
ガス欠になると、
・燃料ポンプ
・インジェクター
・バッテリー
などに強い負荷がかかりますので、故障の原因になってしまうのです。
特にディーゼル車の場合はインジェクターの作りが戦災になっていますので、1度ガス欠を起こしてしまうだけで各パーツがダメになってしまうこともあります。
・ガス欠を未然に防止する方法は?
最後に、ガス欠を未然に防止する方法について、詳しく見ていきましょう。
・・メーターをこまめにチェックする
ガス欠を防止するためには、メーターをこまめにチェックしておくことが大切です。
燃料が残り少なくなっていた場合、目的地までの距離を計算して、早めに給油しておくことをおすすめします。
・・万が一のために携行缶を積んでおく
地方に行く機会が多い人や、遠出をする機会が多い人は、ガス欠に備えて携行缶を積んでおくことがおすすめです。
携行缶があれば、最寄りのスタンドに立ち寄って燃料を購入することができますので、ガス欠をすぐに解決できます。
こう聞くと、
「最初から燃料を入れてそのまま積んでおけば安心だな」
と考える人がいますが、これは非常に危険ですので、必要な時に燃料を入れて持ち運ぶようにしましょう。
・・燃費を抑える運転を心がける
燃料の不足ランプが点灯してしまった場合でも、すぐにスタンドが見つかるとは限りません。
この場合は、
・ゆっくりとアクセルを踏む
・一定のスピードを維持する
など、燃費を抑える運転を心掛けながら、スタンドを探すようにしましょう。
また、エアコンなどがついているとガソリンの消費スピードを速めてしまいますので、あらかじめスイッチをオフにしておいてください。
・携行缶から燃料を入れる時の注意点
燃料を携行缶から車に入れる時は、スタンドで給油するよりも慎重に行わなければなりません。
なぜなら、静電気が原因で引火事故を起こしてしまう可能性があるからです。
スタンドには、静電気除去シートがありますので安全ですが、道端で給油する場合はこのようなアイテムがありませんので、手のひらを一旦地面に着けて静電気を放出してから給油するようにしましょう。
・まとめ
走行中のガス欠は重大な事故に繋がります。
万が一ガス欠が起こってしまった場合は、今回紹介した方法を思い出しながら、速やかに対処するようにしてください。
また、高速道路でガス欠が起こってしまった場合は、交通違反として点数を取られ、罰金を科せられてしまいますので注意が必要です。
「今すぐガス欠を解決したい」
「ガス欠で車が止まってしまったけど、どう対処していいかわからない」
というような場合は、カーレスキュー24までお気軽にお電話ください。