車のバッテリーが上がる原因って何?正しい対処法と予防策を徹底解説!
車のトラブルで圧倒的に多いバッテリー上がり。
出発前であればなんとかなるかもしれませんが、出先でバッテリーが上がってしまうと身動きが取れなくなってしまいます。
そこでこの記事では、車のバッテリーが上がる原因と対処法、それから予防策について詳しく解説していきます。
・車のバッテリーが上がるとどんな症状が起こる?
車のバッテリーが上がると、
「キュルキュル」
という音がするだけで、エンジンがかからなくなってしまいます。
ヘッドライトや室内灯、ウィンカーなどもつかなくなりますので、夜間走行時にバッテリーが上がると大変危険な状態になるのです。
また、パワーウィンドウやパワーシート、ラジオやメーターなども作動しなくなり、ほとんどの機能が使えない状態となります。
・車のバッテリーが上がる原因って何?
では、車のバッテリーが上がる原因とは一体何なのでしょうか。
・・ヘッドライトをつけっぱなしにした
ヘッドライトがついたままでもエンジンを止めることができます。
ただ、エンジンを切った状態でヘッドライトをつけっぱなしにすると、充電された電気がどんどん減っていき、バッテリーが上がってしまうのです。
・・室内灯がつきっぱなしだった
室内灯の消し忘れもバッテリー上がりの原因になります。
特に多いのが、半ドアに気づかないケースです。
半ドアに気づかずエンジンを切り、自宅に戻ってしまうと、一晩中ライトが点灯していることになりますので、バッテリーに蓄積された電力が0になってしまうこともあるのです。
・・エンジンをかけずに長時間エアコンを使った
夏の暑い日は、停車中でもエアコンを使いたいですよね。
ただ、エンジンを止めた状態でエアコンを使っていると、ただ電気を消費するだけになってしまいますので、最終的にバッテリー上がりを引き起こしてしまうのです。
・・車を長期間放置した
エンジンをかけていない状態でも、車からは少しずつ電気が漏れています。
長期間車を放置してしまうと、バッテリー内の電気が空っぽになってしまうため、エンジンがかからなくなってしまうのです。
・・バッテリーが寿命を迎えた
バッテリーは消耗品ですので、長い間使い続けていると蓄電力が落ちてしまいます。
バッテリーの平均寿命は2年から4年と言われていますが、使い方によっては寿命を迎える前にバッテリーがダメになってしまうこともありますので注意しましょう。
・バッテリーが上がった時の対処法は?
では、万が一バッテリーが上がってしまった場合は、一体どのような対処していけば良いのでしょうか。
・・ジャンプスターターを使う
ジャンプスターターという小型バッテリーを使うことで、他の車から電気を分けてもらわなくてもエンジンがかかるようになります。
ジャンプスターターはカー用品店などで売られていますので、万が一のために用意しておくと良いでしょう。
・・他の車から電気を分けてもらう
他の車から電気を分けてもらうというのも方法の1つです。
これをジャンピングスタートと呼び、ブースターケーブルという道具を使って行います。
この場合は、
1:赤ケーブル→上がったバッテリーのプラス端子に繋ぐ
2:もう片方の赤ケーブル→救援車のバッテリーのプラス端子に繋ぐ
3:黒ケーブル→救援車のバッテリーのマイナス端子に繋ぐ
4:もう片方の黒ケーブル→バッテリーが上がった車の金属部分に繋ぐ(マイナス端子に繋いではいけない)
上記の順番で作業を行ってください。(外す時は4.3.2.1の順番)
この順番を守らないと、感電や故障の原因になりますので注意しましょう。
・・ロードサービスを呼ぶ
バッテリーが上がり、自分ではどうすることもできない場合は、ロードサービスを呼びましょう。
ロードサービスは、車のトラブルを解決するプロですので、その時の状況に合った方法で対処してくれるでしょう。
弊社にご連絡をいただければ、最短10分で駆け付け、その場で原因を解明し、迅速に対処致します。
関東や東北地域でバッテリーが上がってしまった際は、すぐにカーレスキュー24までご連絡ください。
・車のバッテリー上がりを防ぐ方法は?
最後に、車のバッテリー上がりを未然に防ぐ方法について、詳しく解説していきます。
・・車を定期的に動かす
バッテリー上がりを防ぐためには、車を定期的に動かしておくことが大切です。
先ほども解説したように、車を長期間放置していると、バッテリーに蓄積された電気が少しずつなくなっていき、最終的にエンジンがかからない状態になってしまいます。
また、短時間の運転や夜間の運転だけだと、しっかりと充電することができなくなってしまいますので、たまには遠出をしましょう。
・・バッテリーを適度に買い替える
バッテリーには寿命があり、劣化してくると充電力が落ちてしまいます。
この状態を放置していると、放電スピードが速くなってしまい、バッテリー上がりの危険性を高めてしまいます。
そのため、2年から4年を目安にバッテリーを交換しておきましょう。
・・適度にバッテリーを充電する
バッテリーは走行時に充電される仕組みとなっているのですが、専用の充電器を使って充電することも可能です。
専用の充電器を別途購入する必要がありますが、充電器があると自宅でバッテリーが上がってしまった際もすぐに対処できますので、不安な人は購入しておくことをおすすめします。
・まとめ
車のバッテリーが上がってしまうと、エンジンがかからなくなったり、ライトがつかなくなったりと、様々なトラブルを誘発してしまいます。
万が一外出先でエンジンがかからなくなってしまった場合は、今回紹介した方法を参考にしながら、冷静に対処していきましょう。
どうしてもトラブルが解消しない、あるいはどうすればいいかわからないという場合は、カーレスキュー24までお気軽にお問い合わせください。